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和食離れの改善策【給食ニュース】

若年層を中心に、和食離れが進んでいる昨今。和食への苦手意識を払しょくしてもらおうと、ソシオフードサービス株式会社が行なった取り組みの内容を解説します。

欧米化により馴染みが薄くなっている和食

同社は、岩手県盛岡市の女子学生寮へ給食を提供しています。そんななか、洋食メニューと比べて和食メニューの残食率が多いという報告が。魚の塩焼きや野菜の煮物などの和食メニューに対し、「家であまり食べたことがない」と苦手意識を持つ女子生徒が多いと報告されていました。その一方で唐揚げやハンバーグなど、洋食メニューが好まれる傾向にあったとのこと。

なかでも切干大根やひじき、ゴボウなど日本独自の食材を使ったメニューに苦手意識を持つ女子生徒が多いようです。

そもそも、ライフスタイルの欧米化や外食チェーンの台頭などの要因があり、日本全体で和食離れが進んでいます。一方で「日本の独特な食文化」としてユネスコ無形文化遺産へ登録され、再び注目を集めている背景もあります。

食材や献立が持つ美容効果をアピール

そこでソシオフードサービス株式会社が発案したのが、和食の献立の美容・健康効果を伝えるメッセージカードを添えること。たとえばほうれん草のお浸しやカボチャの煮物には「美肌効果」、海苔あえやひじきの煮物など、海藻類を使った献立には「貧血改善・予防」などのメッセージカードを添えました。女子生徒が興味を持てるよう、食材が持つ美容や健康効果がわかるような工夫をしたとのこと。

企画の発案者は、同社の小原朋子氏です。和食の残食率が気になっていた一方で、女子生徒たちが食事よりもサプリメントから栄養を摂取する傾向にあることを耳にしたのです。そこで、「サプリメントと同じ効果が和食からも得られる」「それを知ってもらえれば、苦手な和食も食べてもらえるかもしれない」と考えたと言います。

その結果、和食メニューの残食率は以前の3分の1にまで減ったと報告されています。また、生徒たちから「余っていたお魚も全部食べました」「メッセージカードを毎日見てます」という反応も返ってきたとのことです。

ソシオークグループとは

ソシオークグループは、この取り組みを行った「ソシオフードサービス株式会社」の運営母体です。学校給食委託事業のほか、各種フードサービス事業・児童館事業・自動車運行管理事業などを展開しています。くわえて、人材育成やCSV戦略、デジタル戦略などを用いてサービスを発展させる技術があるのも強みです。

ソシオフードサービス

ソシオフードサービスは、ソシオークグループのグループ会社の1つ。細やかな要望へ柔軟に応える対応力と豊富なノウハウを活かし、主に学校以外のさまざまな施設へ給食を提供しています。「IKIRUを彩る究食へ」というスローガンを掲げ、食事作りを通したクライアントとのつながりを大切にしています。

参考文献

【和食×若者】美容効果を伝えて意識改革、ソシオフードサービスが女子生徒の和食離れを改善

ソシオークグループ

ソシオフードサービス株式会社

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