四国医療サービス
四国医療サービスは院内調理方式と院外調理方式の両方に対応する給食会社で、給食受託業務だけでなく、宅配弁当やOEM開発業務も行っています。ここでは四国医療サービスが提供する給食の品質と安全性、給食会社としての対応力について調査した結果を報告します。
四国医療サービスが手がける給食の品質
給食会社である四国医療サービスが手がける給食は、厨房内調理でまかなう「院内調理方式」と、工場で製造した給食を配達にて提供する「院外調理方式」の2種類にわかれます。複数の方式から選べるようになっており、利用者にとって使い勝手の良い柔軟性の高い給食サービスです。
院内調理方式では施設ごとの特徴に応じた献立を作成でき、食材を幅広く選べるため柔軟性が高いサービスです。院外調理方式では「クックチル・クックフリーズ方式」「スチコン再加熱によるニュークックチル方式」「再加熱カートによるニュークックチル方式」「商品・食材デリバリー」「ケータリング方式」と5つの方式があります。
院外調理方式においてはそれぞれ再加熱の方法やサービスの提供範囲が変わるので、施設ごとにより適した形式の給食サービスが利用できるようになるはずです。
四国医療サービスの対応力
給食会社である四国医療サービスでは、施設ごとの予算によりプランニングを作成してもらえます。また院内調理方式の場合、施設で行事やイベントがある際には季節にあった献立への変更も可能です。
四国医療サービスの給食受託サービスは、院内・院外ともに調理方式が合計6つ用意されています。調理方式が選べることも利用する施設にとっては対応力の高さと映るはずです。
四国医療サービスがこだわる安全性
四国医療サービスにおける安全性の確保は、「HACCP認証」「ロングライフチルド」の2点によります。
HACCPとは厚生労働省により定められた衛生管理の制度化のことで、四国医療サービスではHACCP認定工場で給食を製造しています。HACCPの基準に基づく衛生管理を行い、工程をマニュアル化することにより安全性が高く、より安定した品質の給食を提供しているとのことです。
そしてロングライフチルドとは、製造日からの賞味期限が90~120日となる加熱調理ずみチルド食品のことです。ロングライフチルドの製造もHACCPに基づきマニュアル化されているため、長期にわたり安定した品質の給食となります。
また調理においてはダシの味を活用して、塩分控えめに作られているため、給食を利用する方の健康面での安全性も守れるように努めている企業です。
数字で見る四国医療サービス
四国医療サービスの公式サイトでは、これまでの業績や提供している給食数などの情報が掲載されていませんでしたが、平成29年4月1日時点での取引実績は99施設でした※。
※参照元:四国医療サービス公式サイト(https://shinsei-fs.co.jp/faq/)
四国医療サービスの会社情報
- 会社名:四国医療サービス株式会社
- 本社所在地:愛媛県松山市久万ノ台1195番地
- アクセス:伊予鉄道高浜線「衣山駅」より徒歩約6分
- TEL:089-917-6560
- 主な事業先:病院、介護施設、福祉施設、事業所、学校、ホテル、コンビニ、デパート